もしもすべての電子機器が使えなくなったら!?大注目の新星『ストランド』

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漫画『ストランド』は、NUMBER8先生が原作、益子リョウヘイ先生が作画を担当する青春群像劇です。

2025年3月現在、2巻が刊行されており、今後の展開が注目される作品です。

原作を担当されているNUMBER8先生は、『BLUE GIANT』シリーズの2期以降で原作も手がけており、こちらもぜひ注目です。(『BLUE GIANT』を紹介する記事はこちら


あらすじ

物語は、特に仲が良いわけではない4人の高校の同級生を中心に展開します。彼らは、楽しい時間を共有する一方で、それぞれが抱えるかすかな胸の痛みを感じています。それは、将来への不安、人間関係の悩み、そして、自分自身のアイデンティティへの葛藤など、多岐にわたります。

そんな中、日本全土で同時に電子機器が破壊されることで物語が展開します。


作品の魅力

  • リアルな青春群像劇:
    • 本作は、友情、恋愛、将来への不安など、誰もが経験するであろう青春の光と影を繊細に描き出しています。
    • 特に仲が良いわけではない同級生という少し距離感のある関係性が、逆にリアルな人間関係を表現しており、読者の共感を呼びます。
  • 繊細な心理描写:
    • 登場人物たちの心の機微が丁寧に描かれており、彼らの喜びや悲しみ、葛藤が読者の心に深く響きます。
    • 「楽しく過ごすかけがえのない時間。 と、かすかな胸の痛みがある時間。」というキャッチコピーが、この作品の魅力を的確に表しています。
  • 今後の展開への期待:
    • 1巻では、まだ物語の序章が描かれたに過ぎません。
    • 彼らがこれからどのような経験をし、どのように成長していくのか、目が離せません。

日本中の電子機器が一斉に使えなくなるという作品の独創性が魅力の本作ですが、実際にそれが起きたら…と想像すると続きが読みたくなってしまう作品です。社会インフラや食料問題など日々の生活も回らなくなってしまった時の想像力が掻き立てられるサバイバルSFとしての今後の展開が待ち遠しい一作となっています。

ぜひ、『ストランド』を手に取って、彼らの物語を体験してみてください。


[1]益子リョウヘイ (作画), NUMBER8 (原作)、『ストランド』、小学館、(少年サンデーコミックス

まよまよ

新潟出身の漫画中毒めがね。コアでニッチな漫画が割と好き。猫と暮らす。

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