宇宙のSFマンガのオススメまとめ【2025】

SFをテーマにした漫画の中でも、宇宙のロマンを感じられる作品を集めました。
SFですので、例えば『宇宙兄弟』は結構リアル寄りということでギリギリ今回は取り上げていません。

ありす、宇宙までも

素直な女の子の宇宙飛行士の夢に偏屈なガリ勉男子が協力して夢を目指すストーリー。
2024年6月から連載されている話題の漫画。
「マンガ大賞2025」で1位を取った話題の作品です。

主人公の二人の青春ど真ん中感がなんとも眩しい。
見方によっては青臭い行動がやけにリアルに見えて、物語の中に入り込んでしまいます。

プラネテス

宇宙がより身近な時代。未来を描いたSF作品だが、とてもリアルに感じられる。(幸村 誠, プラネテス, 2001, 1巻, p10)

スペースデブリの回収を行う主人公の物語。
1999年から2004年まで連載され、アニメ化もされ、原作およびアニメ化作品どちらも賞を受賞した。
世界の描き方がとても上手で、本当に近い未来にこうなるのではないか、と感じてしまう内容になっています。

2001夜物語

宇宙を舞台にしたSF短編集。
星新一のSSが好きで、宇宙が好きなら読んでおきたい名作。
連載は1984~86年でありながら、未来の構想に古臭さは感じさせません。
絵柄も重厚感があり、読み応えがあります。

大ダーク

『ドロヘドロ』の林田球先生の作品。
2019年より連載中です。

林田先生独特の世界観がオリジナルな宇宙を描き出します!(林田球, 大ダーク, 1巻, p64)

『ドロヘドロ』と同じく、1ページごとに見入ってしまう特徴的な絵柄、不思議なテンションの非情な世界観がとても魅力的。
作中に出てくる宇宙に関する描写やアイデアも独特で、唯一無二です。

メテオノーツ

かわいい小女×宇宙という漫画。
女の子がとてもかわいらしく描かれていて、とてもかわいい。
宇宙に関する情報も丁寧に描かれていて、比較的マイナーながら力作で良作です。
比較的男性向けなことには注意。

過去には簡単ながら レビュー記事 を書きました。

彼方のアストラ

少年ジャンプ+に掲載された作品で、良い意味で少年ジャンプらしい。
少年少女たちがそれぞれの悩みを抱えながらも、心を開き、助け合い、窮地に挑んでいく。
ストーリーも最後まで練られており、読んだ後に満足した気持ちになれる作品です。

未来人カオス

手塚治虫先生の作品。
ブラックジャックの連載が終了する少し前の1978年に連載されました。

主人公は親友に裏切られ、不毛の星に流刑にされますが、異星人とも協力をしながら脱出を図ります。
主人公の人生観の変化など、深い部分まで語っているのが今の漫画にはない素敵なポイントの一つです。

我らコンタクティ

マンガ大賞2018で第2位に選出された作品。
つまらない日常の中で不意にロケットの打ち上げを目指すことになるというストーリー。
1巻で完結のため、すぐに読み終わるのも嬉しいポイントです。

バビロンまでは何光年?

2020年の第51回星雲賞のコミック部門を受賞した作品。
独特な下ネタとギャグでコアなファンが多い道満晴明先生の宇宙SF。
「宇宙SFものを読みたい!」と思って読みたい内容でありながら、いつもの調子が楽しめます。
1巻で完結ながら、とても満足感のありオススメです。

大山 悠二

31歳、独身。中学生の頃から主に現実逃避のために漫画を読んできた。詳しいジャンルは00年代の萌え系、異世界系など。

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