ED職人、鈴木典光 先生のおすすめアニメ エンディングまとめ

好きな漫画のアニメ、どこかのランキングで上位のアニメなど、好きなアニメの探し方は人それぞれ。
今回は、”ED職人”と言われる、鈴木乗光 経歴がED制作に参加したエンディングの中でも、個人的に作画カロリーが高いように思えるものを集めました。

鈴木典光 先生の経歴

1968年生まれ、愛知県出身。
アニメ企画・制作会社のマッドハウス出身。
様々な作品に原画として参加する他、絵コンテ・演出・作画監督などとしても活躍。

参加した作品の中で、なんとなく有名と思われるタイトルの一部をピックアップしても下記のような作品があります。

  • 『少女革命ウテナ』(1997)
  • 『カードキャプターさくら』(1998-2000)
  • 『カウボーイビバップ』(1998-1999)
  • 『ギャラクシーエンジェル』(シリーズ全般)
  • 『鋼の錬金術師』(シリーズ全般)
  • 『DEATH NOTE』(2006-2007)
  • 『ソウルイーター』(2008-2009)
  • 『僕のヒーローアカデミア』(2期以降)

クレジットで名前が出ないことも多いようです。
今回も、別の方のサイトの情報を参考にしている部分がありますので、誤りがありましたらご指摘いただけると幸いです。

鈴木典光 先生が関わったアニメ EDの中で、個人的に好きなもの

『鋼の錬金術師』(2003-2004) 26話~41話 ED (曲名:Motherland)

©荒川弘/スクエア・エニックス・毎日放送・アニプレックス・ボンズ・電通2003

©荒川弘/スクエア・エニックス・毎日放送・アニプレックス・ボンズ・電通2003

2003年から2004年に放送されたストーリーがアニメオリジナルな『鋼の錬金術師』の3つめのED。
歌のサビの部分で犬の目線でウィンリィを360度回転させるシーンがカロリー高し。
犬のデンが仰向けに寝っ転がってじゃれているとき、お腹まで動かしているのも素敵です。

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『エウレカセブン』(2005-2006) 1話-13話, 26話 (曲名: 秘密基地)

©2005 BONES/Project EUREKA

鈴木典光 先生の手掛けたエンディング映像の中でも有名な作品です。
最初から最後まで、長回しワンカットで、足元からキャラクター達を滑るように映す。すごい。
素人目にも、すごい大変そう。

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『闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜』(2005-2006) 14話-26話 (曲名: S.T.S.)

©福本伸行/竹書房・VAP・4Cast・NTV

日本の版画のような、日本の絵本の『モチモチの木』のような絵柄が特徴的な作品。
可愛い女の子をヌルヌル動かしがちな鈴木典光 先生ですが、アカギの独特なかっこよさを独特の雰囲気で表現しています。

『ちょこッとSister』(2006) (曲名:ねこにゃんダンス)

(C)2006 雑破業・竹内桜・白泉社/ちょこシス製作委員会

オープニングよりも、本編よりも、エンディングの映像がきれい。
布団から起き上がるときの体の揺れや、歯磨きをするときの頭の揺れや鎖骨の動きまで、細かいところまで拘りが伺えます。
ダンスシーンの重心の移動も違和感がなく、とても素敵です。

私事ですが、EDで使われている『ねこにゃんダンス』をカラオケで歌っていたO君、当時はこのエンディングのすごさを僕がわかっていませんでした。ごめんなさい。

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『UN-GO』(2011) (曲名:Fantasy)

©『UN-GO』製作委員会

ボンズのオリジナルアニメ作品。
先生の手掛けたエンディング映像の中でも有名な作品です。
特に、中盤のエフェクトからキャラクターが現れては消えるシーンの約10秒は、とても美しい場面。

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『ハイスクールD×D』(1期,2012) (曲名: STUDY×STUDY)

(C)2012 石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA 富士見書房刊/ハイスクールD×D製作委員会

ライトノベルが原作のアニメ。
このエンディングのポールダンスは話題になったので、「本編は観てないけどポールダンスのアニメーションは観たことがある」パターンの人も多いハズ。(私もその一人)
全体的にエロいし、よく動いてくれるので、エンディングだけで大満足できる作品です。
鈴木典光 先生の作画カロリーが高いと思えるエンディング作品の中でも、特に有名です。

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『カードキャプターさくら クリアカード編』(2018) 1話-12話 (曲名: Jewelry)

© CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK

みんなだいすきCCさくら。
鈴木先生の画風が出て、とてもかわいらしいさくらちゃんが描かれています。
なんとなくの姿勢や重心、指先の伸び方などの細かいところが重なり、みんなかわいい。
体の動きだけで、さくらちゃんとともよちゃんが違うことがわかるのが、とても良いですね。
あと、けろちゃんのおしりフリフリがかわいい。
結論として、とてもかわいい。

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『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』(2021) (曲名: 青い)

あのゴジラのTVアニメ作品。
従来のゴジラシリーズとは設定も異なる点が多く、オリジナルな要素が目新しく魅力的な作品。

パソコンの画面から、ぐるりとキャラクターを一周するシーンが目立ちますが、
寝起きでメガネがずれた状態で少し上を向くシーンが個人的にはすごいと思います。
確かに、メガネが浮いた状態で上を向くとこうなるかもしれないけど、この所作をアニメで観たことないです。

『お兄ちゃんはおしまい!』(2023) (曲名: ひめごと*クライシスターズ)

アニメ『無職転生』の1期と2期の間の暇をうめるためスタジオバインドが制作を努めた結果、やけに高クオリティになってしまった「おにまい」。
エンディングも、キャラクターが動きまくり、猫のあくびで口の中が細く見えて、ピザのチーズが伸びまくります。
全体的に大変そうな場面が多く、同氏が手掛けたエンディングの中でも動きが多く、観ていて飽きません。
正直、このエンディングが好きでこの記事を書きました。

大山 悠二

31歳、独身。中学生の頃から主に現実逃避のために漫画を読んできた。詳しいジャンルは00年代の萌え系、異世界系など。

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