【NARUTO】暁の目的を徹底解説!悪のカリスマ集団の真相に迫る

暁を裏で操っていたの人物・目的は?

物語が進むにつれて、裏で暗躍していた人物の正体が明らかになります。その人物こそ、幼い頃に神無毘橋の戦いで死亡したと思われていた「うちはオビト」でした。オビトは、世界中の人々に幻術をかけて支配し、一つの世界を作り上げる「月の眼計画」を実現するため、弥彦に暁を立ち上げさせるよう仕向けていたのです。

自身をマダラと偽って、長門に接触するオビト [6]
戦いの最中、画策していたことを暴露する場面 [7]
「月の眼計画」について語るオビト [8]
さらに、そのオビトの背後には「うちはマダラ」がいました。瀕死のオビトを救い、「月の眼計画」の実行方法を伝えた人物です。

壮大な計画を語るマダラ [9]
計画の手順は、まずすべての尾獣を集めて封印し、十尾を復活させること。続いて、オビトが十尾の人柱力となり、月に自身の眼を投影することで、大規模な幻術「無限月詠」を発動させようとするものでした。オビトはリンとの再会を、マダラは真の平和を求めて「月の眼計画」を進めようとしました。

絶望の中で決意するオビト[10]

暁を裏の裏で操っていた人物・目的は?

物語の終盤で、オビトやマダラの背後で動いていたのが「黒ゼツ」だったことが判明します。マダラの意志と思われていた黒ゼツは、実はカグヤは六道仙人・大筒木ハゴロモの母で、神樹のチャクラの実から力を得て乱世を鎮めた人物「大筒木カグヤ」の意志を具現化した存在で、無限月読と十尾復活へとマダラを誘導しました。マダラは、その裏にカグヤ復活という真の目的があることを知らず、利用されていたのです。

第四次忍界大戦の終盤で明らかになる真実 [11]

以上、暁の創設者と目的を中心にご紹介しました。
NARUTO -ナルト-の物語を振り返る中で、暁という存在の奥深さを改めて感じていただければ幸いです。


Bonus Track

NARUTO -ナルト-の続編が読みたい方は、ナルトの息子が主人公として描かれる『BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』もおすすめ。岸本先生が原作・監修を務め、岸本先生のアシスタントを務めていた池本幹雄先生が作画を担当。『NARUTO -ナルト-』が完成された傑作のため賛否両論ありますが、同じシリーズの別作品として読むと楽しめると思います!

ナルトの息子を主人公とした次世代の物語 [12]

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画像引用元:
[1] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2000、cover
[2] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 48 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2009、p.69
[3] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 48 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2000、p.91
[4] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 27 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2005、p.68
[5] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 41 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2008、p.91
[6] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 63 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2012、p.172
[7] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 54 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2010、p.82
[8] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 50 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2010、p.79
[9] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 63 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2012、p.93
[10] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 63 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2012、p.161
[11] 岸本斉史、NARUTO -ナルト- 71 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2014、p.32
[12] 岸本斉史 (原作/監修)、池本幹雄 (漫画)、小太刀右京 (脚本)、BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版、集英社、2016、cover

Nico, 編集長

マンガ好きの両親から生まれたマンガ狂い。欧州最大級のカルチャーイベントで運営・通訳を経て、『ComicAddict』の編集長に就任。

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