あずまきよひこ先生のマンガのまとめ。『あずまんが』から『よつばと!』まで

『よつばと』でおなじみの、あずまきよひこ先生の作品を集めました。
他の作品も読んでみたい!という人は参考にしてみてください。

基本情報

あずまきよひこ先生
生年月日 : 1968年5月27日
出身 : 兵庫県

高校2年生の時に同人サークルに入りはじめてマンガを描く。
大学時代も同人活動を行い、卒業後はゲームの原画やアンソロジーコミック、イラストなどで活動していた。
1999年から『あずまんが大王』で有名に。
その後、2003年より『よつばと!』を連載。

今も比較的手に入る作品の紹介

よつばと!


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2003年から『月刊コミック電撃大王』で連載されている名作日常漫画。
文化庁日本のメディア芸術100選、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第20回「手塚治虫文化賞」マンガ大賞など様々な賞を受賞しました。
プロトタイプは『あずまんが2』に収録されている『Try!Try!Try!』。

あずまんが大王


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1998年末から2002年にかけて『月刊コミック電撃大王』で連載された高校生の日常マンガ。
あずまきよひこ先生の出世作。
5分の短編映画、アニメ化、各種グッズ等様々な展開が行われました。
新装版の帯に書かれた「21世紀の4コマ漫画は、ここから始まりました」という言葉の通り、その後の4コマ漫画に大きな影響を与えた作品です。

2009年に新装版が出ていますが、描き直しだけではなく、「あずまんが大王補習編」の分も収録されています。

あずまんが2


あずまんが2は複数の冊子で構成されていて、なんだか豪華です。これは買ってよかった。

4つのコンテンツ詰め合わせセット。
・『あずまんが』以降の『天地無用!』や『バトルアスリーテス大運動会』のおまけマンガ等
・1998-2000年に連載されたオリジナルマンガの『Wallaby』
・『よつばと!』のプロトタイプとなる『Try! Try! Try!』
・WallabyのラフやCM系データ等が入ったCD-ROM

作品の時期的には、『あずまんが大王』の連載とかなり近いので、表情や雰囲気に共通点があります。
無印版の『あずまんが大王』が好きな方にとっては、豪華な同人誌的な感じで楽しめると思います。
特に『Wallbay』と『Try!Try!Try!』はオリジナル作品なので、あずまきよひこ先生の過去作を読みたい人におすすめです。
『よつばと!』のプロトタイプ版である『Try!Try!Try!』では、プロトタイプな恵那たちも登場しているので、『よつばと!』ファンなら読んでおきたい作品ですね。
髪型が違ったりして、なかなか興味深いですよ。

あずまんがリサイクル


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1998年に発売された『あずまんが』を再編集したもの。
『天地無用!』や『バトルアスリーテス大運動会』、『魔法少女プリティサミー』のおまけ漫画などが収録されていて、当時販売されたビデオやLDの解説書などに掲載されていた作品が多いようです。

「あずまんが」のタイトルではありますが、「あずまんが大王」の内容とは関係がなく、「あずまきよひこ先生の過去作詰め合わせ」という感じです。
比較的手に入る本の中で、あずまきよひこ先生の一番古い作品を楽しめるのがこの本。
『あずまんが大王』や『よつばと!』が好きで、「先生が昔描いていた作品も読んでみたい」という人におすすめです。
元ネタのコンテンツを知っている人であれば、より楽しめると思います。

その他の関連本

大阪万博


あずまんが大王10周年記念企画。
著者は「よつばスタジオ」名義ですが、あずまんが大王の本で比較的手に入るので紹介いたします。
2009年に出版されたされた、『あずまんが大王』のファンブック。
前半部分は、今までのグッズや企画などの記録が掲載されています。
後半では、豪華な漫画家によるアンソロジーが掲載されています。
アンソロを描いている先生は以下の通り。

名前 『代表作』(その他情報)
蒼樹うめ『ひだまりスケッチ』
あらゐけいいち『日常』
いわさきまさかず『ケメコデラックス!』
うさくん『マコちゃん絵日記』
Kashmir『○本の住人』
カヅホ『キルミーベイベー』
カネコマサル『ふら・ふろ』
古賀亮一『ニニンがシノブ伝』
saxyun『ゆるめいつ』
篠房六郎『百舌谷さん逆上する』
すか『ひろなex.』(デスクトップマスコットソフト「伺か」のさくらをデザイン)
大沖『はるみねーしょん』(ダイオキシン名義で、東方や艦これの同人活動でも有名)
道満晴明『ヴォイニッチホテル』(『ぱらいぞ』では、『あずまんが大王』のキャラを許可の上でゲスト出演させている)
ばらスィー『苺ましまろ』
氷川へきる『ぱにぽに』
結城心一『ももえサイズ』

有名な漫画家が描いたとても豪華なアンソロジーなので、それだけでも買う意味がありますね。
それぞれの作者の作風や画風がかなり重視されたアンソロジーとなっていて、元のマンガを読んでいるとより楽しめます。

大山 悠二

31歳、独身。中学生の頃から主に現実逃避のために漫画を読んできた。詳しいジャンルは00年代の萌え系、異世界系など。

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