ワンピース113巻見どころまとめ
長年の伏線が一気に動き出す――。
最新第113巻では、物語の舞台がついに巨人族の国・エルバフへ。
ここから『ONE PIECE』は、“世界の歴史”そのものに踏み込む新章へ突入します。

■ あらすじ:神の騎士団、エルバフ襲来
巨人族の国エルバフが、世界政府直属の謎の組織「神の騎士団」によって襲撃されます。彼らはなんと、エルバフの子どもたちを人質に取るという非道な作戦を決行。
ルフィたち麦わらの一味は、エルバフの巨人達を救うため再び立ち上がります。
そんな中、天竜人の最高位であるイムは神の騎士団軍子の身体を操り、特殊な能力でエルバフの巨人達を従えていく。その目的は戦争の戦力とすること。イムが起こそうとする戦争とは、どこで誰と起こるのか。新たな伏線から目が離せません。
■ 王子ロキとの出会い、そして“仲間”の誘い
エルバフでの歴史的大犯罪者として鎖に繋がれているロキにルフィーは
「おいロキ‼︎お前おれの仲間になれよ!」と勧誘する。
この勧誘シーンは、麦わらの一味の“新たな可能性”を感じさせる名場面。ロキがどんな決断を下すのか――今後の展開を占う重要な瞬間です。
また、ロキの過去にも注目です。ロックス海賊団との関係性やエルバフに伝わる禁断の悪魔の実も気になるところです。
■ 神の騎士団の軍子とブルック――親子の因縁
神の騎士団を率いる女性戦士軍子。その正体について、麦わらの一味の音楽家・ブルックの実の娘であることが想像される描写があります。
かつて別々の運命を歩んだ親子が、今は敵同士として相まみえる。この再会が、戦いと並行した人間ドラマを生み出し、ブルックの過去にも目が離せなくなります。
■ ロックス海賊団、再び動き出す過去の影
そして、かつて世界を震わせたロックス海賊団の存在が再び語られます。ロキのロックス海賊団への憧れに加えて、聖地マリージョアでのロックスの動向も描かれます。“世界政府と海賊”という構図そのものが揺らぎ始めます。
歴史の裏で何が起きていたのか――。エルバフ編はその答えを導く“鍵”となる章です。
■ まとめ:絆と因縁が交錯する転換の巻
第113巻は、
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エルバフ編の本格始動
- イムの能力と目的
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ロキの勧誘
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ブルックと軍子の親子関係
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ロックス海賊団の再浮上
といった、物語の今後を左右する要素が一気に描かれる重要な巻です。
仲間・家族・過去――それぞれの“絆と因縁”が交錯し、
ワンピースの世界がさらに奥深く、重層的に広がっていきます。
画像引用元:『ONE PIECE』、尾田栄一郎、集英社、ジャンプ・コミックス


