名言まとめ!『葬送のフリーレン』1巻〜最新14巻

『葬送のフリーレン』は、かつて勇者と共に魔王を倒したエルフの魔法使い・フリーレンが、勇者の死をきっかけに「人を知るための旅」に出る物語。
Highlights
最近よく耳にするけど、どんな漫画かよく知らない…そんなあなたも大丈夫!今からでも絶対にハマれる、「葬送のフリーレン」の魅力を3つのポイントに絞ってご紹介します。
1. 圧倒的な世界観と美しい作画に引き込まれる!

ページをめくれば、そこはまるで絵画のような美しいファンタジーの世界。緻密に描き込まれた魔法や風景、そして魅力的なキャラクターたち。その世界観に、あなたはきっと心を奪われるはず。特に注目すべきは、時間の流れを感じさせる独特の空気感。主人公フリーレンの長い旅路を通じて、移り変わる景色や人々の営みが丁寧に描かれており、まるで自分も一緒に旅をしているような感覚に浸れます。
2. 笑いあり、涙あり、心に染み渡るストーリー
フリーレンの視点を通して描かれるのは、人間の儚さや温かさ、そして時間の流れの中で生まれる様々な感情。過去の回想と現在の旅が織りなすストーリーは、読む人の心を揺さぶり、時に笑いを、時に涙を誘います。「大切な人との別れ」「時間の流れ」「生きることの意味」…普遍的なテーマを扱いながらも、決して重くなりすぎない、優しく温かい物語が、あなたの心に深く染み渡るでしょう。
3. 個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマ
フリーレンを取り巻くのは、個性豊かで魅力的なキャラクターたち。彼らの成長や変化、そして仲間との絆が丁寧に描かれており、それぞれのキャラクターに感情移入してしまうこと間違いなし。
- フリーレン:千年以上生きるエルフの魔法使い。
- フェルン:フリーレンの弟子。クールに見えて、実は感情豊かな女の子。
- シュタルク:臆病だけど、いざという時には頼りになる戦士。
漫画1〜5巻の名言まとめ

フリーレン「…人間の寿命は短いってわかってたのに…。…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…。」1巻第1話
本作を象徴する言葉。長命のエルフであるフリーレンが、人間の寿命の短さと、それに対する後悔を吐露するシーンは、多くの読者の心を打ちました。

ハイター「まあ、不死とはいわずほんの少し、ほんの少しでいいから時間が欲しくなったのです。」1巻2話
ハイターがフェルンを思う一言。この後フリーレンはフェルンを鍛え、共に旅を始めます。
約80年越しに「いつか故郷の花を見せたい」というヒンメルの思いを叶えるシーンです。
フェルンの誕生日を祝うフリーレンに対し、普段は感情の起伏が少ないフリーレンが、一方で自身のことを考えてくれている事について嬉しく思うフェルン。
1000年生きたフリーレンに対して、ヒンメル達との10年の冒険が様々な変化をもたらしている事に対するセリフ。
過去を振り返るだけではなく、今を生きることの大切さを教えてくれる言葉です。
ヒンメル「心の支えが必要なのは子供だけじゃない。」4巻36話
風邪をひいて寝込んだフリーレンに対して、側で手を握るてをにぎるヒンメルのセリフ
ラヴィーネとの関係で一歩を踏み出すことができたカンネのセリフ
デンケン「腹を括れ。男だろうが。殴り合いじゃぁぁぁぁッ‼︎‼︎」5巻45話
一級魔法使いの試験にて、醜くも最後まで足掻くデンケンのセリフ!意外な男らしさに好感度が高まります。
ヒンメル「ほんの少しでいい、誰かの人生を変えてあげればいい。きっとそれだけで十分なんだ。」5巻47話
フリーレンに人助けする理由を問われたヒンメルのセリフ。「生きているということは誰かに覚えていてもらうこと」というヒンメル。「覚えていてもらうにはどうすれば?」というフリーレン。
まさにヒンメルの心の芯を感じるようなセリフです。

ヒンメル「楽しく冒険して迷宮に潜って魔物を倒して宝を探して、気が付いたら世界を救っていたようなそんな旅がしたいんだ」6巻48話
困難なことを苦としないマインド!努力を努力と感じさせないヒンメル達だから魔王を倒せたんだなって感じさせられます。
南の勇者「その青年に出会ったら伝えてくれ。道は必ずこの私が切り開くと。人類最強であるこの南の勇者が。たとえ私の偉業が歴史の陰に埋もれようとも。」7巻63話
未来が見える南の勇者。その偉業は彼の予言とは裏腹に、歴史に埋もれることなく、銅像の形で引き継がれる印象的なシーンです。
アイゼン「仲間と共にしたくだらない冒険は、どれも掛け替えのない記憶として残っている。俺はあの景色が忘れられん。」7巻65話
険しい道のりの先の秘湯が実は足湯という笑い話。シュタルクはそんな師匠のくだらない物語と同じ景色を体験する。
ゲナウ「…無事だよ。皆、無事だ。」8巻71話
冷徹なイメージのゲナウが、魔族に襲われた故郷で死ぬ直前の幼馴染へのやさしい嘘が印象的なシーン。ゲナウの表には出さない優しさが垣間見えます。
デンケン「私は何をしていたんだろうな。どれ程昔であろうと、どれ程苦難に満ちた人生だろうと、あの幸せ人満ちた時間は嘘偽りのないものだったのに。」9巻81話
年老いたデンケンが、妻と過ごした故郷に帰ることを50年もの間、躊躇っていたことを後悔するシーン。
レルネン「私たちは人間だ。生きている時間は限られている。“いつか”なんてときは私たちの人生には存在しない。」9巻82話
デンケンが長年故郷に帰ろうとすることがなく、自身も歳をとるまでそれを手助けしてやれなかったことを悔やむシーン。
グリュック「マハト。君は私の大切な悪友で、救いようのない悪党だ。 いつか必ず報いを受ける。今の私のようにな。 楽しかったよ。マハト。」10巻92話
グリュックが最強の魔族 黄金郷のマハトに呪いを掛けられるシーンだが、そこに滲み出る2人の関係性が印象的です。
デンケン「…レクテューレ。俺は最後まで醜く足掻いたぞ。」11巻104話
マハトを倒したデンケンが故郷で妻の墓参りをするシーン。一人称がワシではなく、俺になっており。妻が生きていた当時を懐かしむデンケンらしさの現れた1シーンです。
ヒンメル「人類の弱い所さ。たぶん君達魔族には一生わからない。」12巻109話
魔族にフリーレンを人質に取られたヒンメル達が潔く武器を置くシーンでのセリフ。ヒンメル達がフリーレンを大切に思っていることが象徴されるシーンです。
フリーレン「そんな重たいものじゃないよ。ただ帰りたいだけだ。」12巻116話
過去に飛ばされてしまったフリーレンが現代に戻るため奮闘。フェルンやシュタルクとの旅がフリーレンにとっても大切だということが伺えます。
フェルン「でもそれは、シュタルク様が頑張ってきた証です。」13巻123話
シュタルクに誕生日プレゼントを渡すフェルン。元々使っていた手袋は古くなってしまったが、それを努力の証と認めるフェルンが印象的なシーンです。

ユーベル(そういえばメガネ君、臆病で性格悪いけど、誰かを見捨てるのは嫌なんだっけ。)
「…歪んでるなー、メガネ君は。気持ち悪い。」14巻128話
ユーベルとラントが戦闘に巻き込まれるシーンで、ユーべルがラントのことを少しずつ理解するシーン。

ラント「人の命も自分の命も、どうして君はそんなに軽く扱うんだろうね。」14巻128話
死に臆さないユーベルに対し理解できないと言った表情を見せるラント。1級魔法使い試験から続く二人の関係性もこの作品の見どころです。

ゼンゼ「今度会ったらギタギタにしてやる。」14巻129話
ゼンゼってこんなキャラだったっけってなるようなギャップを感じる1シーン。髪で遊んでるのも微笑ましいと思えてしまいます。
(そしてうさ耳のフェルンが気になる。)
ザイン「よぉ、久しぶりだな、フリーレン。」14巻136話
4巻ぶりの登場となるザインがシュタルクのピンチに駆けつけるという胸熱な展開。
一層盛り上がりを増し、15巻以降も楽しな作品です。
[1-13]山田鐘人(原作)・アベツカサ(作画)、『葬送のフリーレン』、小学館、〈少年サンデーコミックス〉