チェンソーマンの鋭才!藤本タツキ・おすすめ5選

アニメ化された大ヒット漫画『チェンソーマン』の作者、藤本タツキ先生のおすすめ作品をご紹介。

 

衝撃の王道『ファイアパンチ』

連載当時ネットで話題になったこの作品。悲劇の主人公、個性的な仲間、王道の能力バトルの鉄板要素と独特の世界観で読者を惹き込みます。序盤の完成度が高いことから、後半の評価は賛否分かれますが、全8巻で、タツキ先生の王道漫画を存分に楽しめる作品です。

再生能力を持つ少年の非情な運命を描いたダークファンタジー

才能むき出し『ルックバック』

143ページの読切ですが、読後感は映画を観た後の感覚。各界の著名人や『ソラニン』の浅野いにお先生も大絶賛。チェンソーマン第1部を終えた後に公開されたため、ファンの期待値も相当高かった作品ですが、見事に超えてきます。同級生の少女2人の不器用で純粋な想いが沁みる、青春作品です。

漫画で繋がった2人の少女の青春読切作品

作者色MAX『さよなら絵梨』

上の作品を読むと伝わってくる作者の映画愛。これを究極的に反映させた読切作品です。読者を何度も裏切り、そして離さない、気がつくと深い感動が残っています。自殺しようとした主人公と謎に満ちた美少女の映画制作に懸けた青春物語に目が離せません。

現実と創作が交錯する、映画に懸けた青春物語

名作短編集『17-21』『22-26』

タツキ先生が17歳から26歳に書いた短編漫画が詰まっています。テーマや方向性はバラバラですが、ユニークで凝った作品の数々です。洗練された作品がヒット作の下地になっていることがわかります。

大ヒット作の原点となった作品集

 

以上、新進気鋭の藤本タツキ先生の作品紹介でした。
先ずは短編から読み始めてみるのもオススメですので、ぜひご参考に!

Nico, 編集長

マンガ好きの両親から生まれたマンガ狂い。欧州最大級のカルチャーイベントで運営・通訳を経て、『ComicAddict』の編集長に就任。

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