涙あり、笑いあり、感動あり!美術系おすすめ漫画6選

アート好きはもちろん、美術に馴染みがない人もハマる美術をテーマにした漫画をご紹介!
ヒット作から最新作までどうぞ!!


美術の世界へ飛び込もう!『ブルーピリオド』

美術の面白さに目覚めた高校生が日本最難関の美大合格を目指す青春物語。目標に向かって邁進する努力型の主人公の姿に胸を打たれます。周りを取り巻く個性的な登場人物たちも魅力たっぷり。描くことに喜び、葛藤する日々経て迎える受験当日まで、一気読み不可避です!

おすすめ美術漫画の筆頭、日本最難関の美大合格を目指す『ブルーピリオド』
美術部の先輩の作品に目を奪われる主人公 [山口つばさ, ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス) , 講談社, 2017, p.25]

今まで触れてこなかった美術の世界にのめり込んでいく主人公に合わせて物語は進んでいくため、アートの世界の入門書としてもおすすめの作品です!

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美大が舞台といえばコレ!『ハチミツとクローバー』

映画化&ドラマ化もされて、一大ブームを引き起こした通称「ハチクロ」。美大を舞台に展開される個性豊かな美大生たちの日常が、暖かくて優しく、切ない世界観で描かれています。若さゆえの登場人物たちの心情がとにかくリアル!悩み、立ち止まりながら成長していく等身大の主人公に感情移入しやすい作品です。

おすすめ美術系漫画、ハチミツとクローバー
軽快なギャグもちょうどいい! [羽海野チカ, ハチミツとクローバー(1), 白泉社, 2002, p.21]

甘酸っぱい青春群像劇が読みたい方には、特におすすめです!おすすめ美術系漫画、ハチミツとクローバー

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美術教室に竹刀!?笑いと涙『かくかくしかじか』

『東京タラレバ娘』『海月姫』などのヒット作を生み出した東村アキコ先生の自伝的エッセイ漫画。美大を目指す主人公が絵画教室でスパルタ指導の恩師と出会い、二人の物語が始まります。笑いと涙の要素が詰め込まれていて、先生との関係性が最高です!

おすすめ芸術系漫画、『かくかくしかじか』
恩師との関係はここから始まる! [東村アキコ, かくかくしかじか 1 (マーガレットコミックスDIGITAL), 集英社, 2012, p.26]

「昔あんなことがあったから、今の自分がいる」そんなことを思い出させてくれる至高の作品です!

おすすめの芸術系漫画、『かくかくしかじか』

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読後は言葉が出ない!?至高の漫画『ルックバック』

143ページの読切作品ですが、読後感は映画を観た後の感覚。自信家の主人公と引きこもりの同級生の少女二人が一緒に漫画を描き始める物語。彼女たちの漫画にかける情熱や嫉妬、成長、そして不器用で純粋な想いが胸に沁み入ります。各界の著名人や『ソラニン』の浅野いにお先生も絶賛して「語彙消失」状態にするほどの作品です!

芸術系おすすめ漫画、『ルックバック』

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天才になれなかった全ての人へ『左ききのエレン』

広告代理店でデザイナーとして働き、凡才だと自覚しながら努力で必死にもがく光一。海外で活動していて、芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの悩みを抱えるエレン。厳しい芸術の世界に身を置く凡人と天才にスポットを当てた作品です。フィクションとして漫画らしい登場人物や話の展開もありますが、作者が広告代理店のデザイナーだったこともあり、基本的な内容はリアルに描かれています。仕事で理不尽なことがあり、悩み、悔し涙を流したことがある人も共感できる社会人にもおすすめの漫画です!

おすすめの美術系漫画、『左ききのエレン』

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美術鑑賞が面白くなる!『ギャラリーフェイク』

予備知識不要で、読んだ後は美術に詳しくなれるお得な作品。ギャラリーフェイク(贋作画廊)のオーナーが、天才的審美眼と修復技術を武器に、美術界の裏に潜む虚飾に切り込みます。アートだけでなく、宗教や科学など、あらゆる要素が入っていて、読み応え抜群の絵画好きにはたまらない不朽の名作です。

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以上、美術系おすすめ漫画まとめでした。
気になった方はぜひ読んでみてください!

Nico, 編集長

マンガ好きの両親から生まれたマンガ狂い。欧州最大級のカルチャーイベントで運営・通訳を経て、『ComicAddict』の編集長に就任。

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